1969-04-10 第61回国会 参議院 建設委員会 第9号
第一は御存じのように、十八世紀的な自由平等主義、これからいきますと、私有財産権の剥奪は非常にむずかしいことになりますが、その場合でも許されている一つの例外があった。
第一は御存じのように、十八世紀的な自由平等主義、これからいきますと、私有財産権の剥奪は非常にむずかしいことになりますが、その場合でも許されている一つの例外があった。
而もそれらの権益は、いわゆる帝国主義的侵略によつて得た特殊な権益とは全くその性格を異にいたしておりまして、貿易上の門戸開放と機会均等という国際通商上の自由平等主義の原則の上に立つているものであることを思いますれば、一層その感を深くするものであります。このような権益の放棄は、主として英国の主張に基由すると言われておりますが、全くそれは肯けるものであります。